ローカル ノードは、次の図に示すように、パス制御、伝送制御、およびデータ フロー制御 (DFC) の SNA レイヤーと論理ユニット (LU) サービスを提供します。 SNA レイヤーでは、機能管理インターフェイス (FMI) はプレゼンテーション サービスと DFC の間にあります。 これは、ほとんどの SNA プロトコル処理がローカル ノードによって実行されることを意味します。 特に、ローカル ノードの DFC レイヤーは、チェーン、ブラケット、休止プロトコルに関連する状態の変化を担当します。
FMI は、インターフェイス全体で送信されるメッセージの観点から定義されます。 これは、Microsoft® Host Integration Server の 2 つのコンポーネント間 (ローカル ノードと 3270 エミュレーターの間など) 間でメッセージを送信するためのメカニズムを定義する DL-BASE/Dynamic Access Module (DMOD) インターフェイスの定義とは論理的に異なっています。
FMI は LU タイプ 0、1、2、および 3 で使用されますが、LU タイプ 6.2 では使用されません。 システム サービス制御ポイント (SSCP)-LU セッションおよびメインプライマリ論理ユニット (PLU)-SLU セッションへのアクセスを提供します。 (これらのセッションの詳細については、「 セッションと接続」を参照してください)。アプリケーションは、FMI を使用して複数のセッションにアクセスできるため、複数の LU に同時にアクセスできます。
リンク サービスと通信するローカル ノードと通信するエミュレーター
この例では、クライアント上の 3270 エミュレーターは、メッセージを交換することで、ローカル エリア ネットワーク (LAN) 経由でサーバー上のローカル ノードと通信します。 メッセージの内容と形式は、FMI によって定義されます。 DMOD はメッセージを転送するために使用されますが、メッセージを解釈しません。 ローカル ノードは、メッセージを書式設定するための SNA サービスを提供します。 リンク サービスとデータ リンク コントロール (DLC) ドライバーは、ローカル ノードと DLC アダプターの間でデータを転送する役割を担います。