次の方法で共有


RTM しきい値の定義

応答時間モニター (RTM) データは、ホスト応答時間を 4 つの境界値のシリーズと比較することによって収集されます。 ホスト トランザクションが発生するたびに、応答時間が境界値と比較され、適切なカウンターがインクリメントされます。 境界値によって定義された 4 つの間隔ごとにカウンターがあり、最大境界値を超える応答時間のオーバーフロー カウンターがあります。

SNA マネージャー コンソールを使用して、既定の境界 (0.5、1、2、5 秒) を変更できます。 既定として設定する応答時間定義を 3 つ選択することもできます。

応答時間は、ユーザーが Enter キーを押してから、次のいずれかのイベントが発生するまでの時間を測定します。

  • ホスト データの最初の文字が 3270 ディスプレイに到達します。

  • キーボードのロックが解除されています。

  • ユーザーはデータの送信を有効にします。

    ホストは、制御する論理ユニット (LU) の既定の境界とその他のホスト応答時間設定をオーバーライドできます。

こちらもご覧ください

RTM データを送信するタイミングの指定
RTM データの紛失を示す