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データ変換の回避

状況によっては、トランザクション インテグレーター ランタイムで、メインフレームとの間で未変換のデータを渡すことができます。 これを行うには、PIC X の未変換バイトの配列を設定します。

TI では多くのデータ型がサポートされていますが、必ずしも TI でデータを翻訳または解釈するとは限りません。

PIC X 非変換バイトのバイト配列を構成するには、次の手順に従います。

  1. COMTI コンポーネント ビルダーを開きます。

  2. COMTI コンポーネントのロックを解除します。

  3. 変更するパラメーターのプロパティを選択します。

  4. [オートメーション] タブで、データ型を Byte に設定します。

  5. [COBOL 定義] タブで、COBOL 定義を PIC X 未変換に設定します。

  6. [配列] タブで、配列を単一次元配列に設定し、配列の最大サイズを予想バイト数に設定します。

  7. コンポーネントをロックします。

    最後の手順が完了すると、TI は配列内のバイトを、変換されていないバイナリ データとして呼び出し元のプログラムに渡します。

    MTI はバイトを未変換のバイナリ データとして渡すので、インターフェイス プログラムは新しく変更されたパラメーターを考慮する必要があります。 たとえば、ホストからの文字やホストに移動する文字が翻訳テーブルの範囲外にある場合は、この手順を使用できます。 このセクションの前の手順に従うことで、データを処理するコードにカスタム変換テーブルを実装できます。

    可変サイズの配列を転送する場合は、次の手順に従います。

  8. 配列のサイズを、交換する最大文字数に設定します。

  9. メソッドのプロパティの [詳細設定] タブで、[データ バッファー] オプションを次のように設定します。

    1. ホストからの最終フィールドは限定されています。

    2. ホストする最後のフィールドは Bounded です。