この記事では、Fabric ユーザー データ関数のサービスの詳細と現在の制限について詳しく説明します。
容量レポート
Fabric ユーザー データ関数の使用状況は、Fabric 容量メトリック アプリケーションで報告されます。 容量レポートは、Fabric ユーザー データ関数の作成、発行、実行、およびストレージを考慮します。 Fabric 容量メトリック アプリで報告されるメーターの詳細については、「Fabric 操作」を参照してください。
制限事項
Fabric ユーザー データ関数 (プレビュー) の現在の制限事項を次に示します。
リージョンの制限: ユーザー データ関数は、一部の Fabric リージョンでのみ使用できます。 Fabric ユーザー データ関数を使用できるリージョンの最新の一覧については、「Fabric リージョンの可用性」を参照してください。 お使いのホーム テナントがサポートされていないリージョンにある場合は、ユーザー データ関数を使用するために、サポートされているリージョンに容量を作成できます。 詳細については、「ファブリック容量の管理」を参照してください。
関数は所有者のみが編集できます: 現時点では、ユーザー データ関数項目のコードは、ユーザー データ関数 Fabric 項目の所有者であるユーザーのみが変更および発行できます。 Fabric 項目の所有権を譲渡する方法については、「Fabric 項目の所有権を取得する」を参照してください。
Fabric ユーザー データ関数の予約済み Python キーワード: Fabric ユーザー データ関数では、Python 言語の予約済みキーワードに加えて、
req
、context
、reqInvocationId
というキーワードも使用されます。 予約済みキーワードは、パラメーター名または関数名として使用できません。"接続の管理" では、Fabric データ ソースのみがサポートされます: "接続の管理" 機能では、現時点ではファブリックネイティブのデータ ソースへの接続のみがサポートされます。 詳細については、「データ ソースへ接続する」に関するページを参照してください。
サービスの制限
次の一覧では、ユーザー データ関数項目のサービス制限について詳しく説明します。
極限 | 価値 | 説明 |
---|---|---|
要求ペイロードの長さ | 4 MB | すべての要求パラメーターを結合した最大サイズ。 |
要求の実行タイムアウト | 240 秒 | 関数を実行できる最大時間。 |
応答サイズの制限 | 30メガバイト | 応答の関数の戻り値の最大サイズ。 |
ログの保存 | 30 日 | 履歴呼び出しログが保持される既定の日数。 |
プライベート ライブラリの最大サイズ | 28.6 MB | プライベート ライブラリとしてライブラリ管理エクスペリエンスにアップロードされる .whl ファイルの最大サイズ。 |