Source Link は、開発者が NuGet から .NET アセンブリをソース コードでデバッグできるようにするテクノロジです。 ソース リンクは、NuGet パッケージの作成時に実行され、アセンブリとパッケージ内にソース管理メタデータを埋め込みます。 パッケージをダウンロードし、Visual Studio でソース リンクを有効にしている開発者は、ソース コードにステップ インできます。 Source Link には、優れたデバッグ エクスペリエンスを作成するためのソース管理メタデータが用意されています。
ソース リンクのデモ
ソース リンクの使用
Source Link の使用方法については、 dotnet/sourcelink GitHub リポジトリを参照してください。
NuGet パッケージ エクスプローラーのデスクトップ アプリまたは nuget.info Web サイトを使用して、ソース リンクメタデータがパッケージに正常に埋め込まれたことを確認できます。 Repository
メタデータがコミット識別子と共に存在し、.pdb ファイルが各ターゲットの .dllに配置されていることを確認します。
✔️ ソース リンクを使用して、アセンブリと NuGet パッケージにソース管理メタデータを追加することを検討してください。
ヒント
型にデバッガー属性を追加することで、開発者のデバッグ エクスペリエンスをさらに強化できます。
- DebuggerDisplayAttribute では、デバッガー変数ウィンドウでのクラスまたはフィールドの表示方法をカスタマイズできます。
- DebuggerStepThroughAttribute は、コードのステップ インではなくステップ実行をデバッガーに指示します。
- DebuggerBrowsableAttribute は、デバッガー変数ウィンドウにメンバーを表示するかどうかを制御します。
✔️ シンボル ファイル (*.pdb
) の発行を検討してください。
最適なデバッグ エクスペリエンスを実現するには、ライブラリでシンボル ファイルを発行し、ソース リンクを使用する必要があります。 シンボル ファイルとシンボル パッケージの詳細については、「 シンボル パッケージ」を参照してください。
✔️ 決定論的ビルドを有効にすることを検討してください。
決定論的ビルドを使用すると、結果のバイナリが指定されたソースからビルドされたことを確認し、追跡可能性を提供できます。 決定論的ビルドの詳細と、それらを有効にする手順については、「 確定的ビルド」を参照してください。
.NET