次の方法で共有


XPath データ モデルを使用して XML データを処理する

System.Xml名前空間は、XmlDocumentクラスまたはXPathDocument クラスを使用して、メモリ内の XML ドキュメント、フラグメント、ノード、またはノード セットをプログラムで表現します。

XPathDocument クラスは、XPath データ モデルを使用して、XML ドキュメントの高速で読み取り専用のメモリ内表現を提供します。 XmlDocument クラスは、W3C ドキュメント オブジェクト モデル (DOM) レベル 1 コアおよびコア DOM レベル 2 を実装する XML ドキュメントの編集可能なメモリ内表現を提供します。 どちらのクラスも、 IXPathNavigable インターフェイスを実装し、基になる XML データを選択、評価、移動、および場合によっては編集するために使用される XPathNavigator オブジェクトを返します。

次のセクションでは、 XPathNavigator クラスを返すクラスに基づく機能について説明します。

このセクションにて

XPathDocument と XmlDocument を使用した XML データの読み取り
XML ドキュメントを読み取る読み取り専用の XPathDocument クラス オブジェクトを作成する方法と、XML ドキュメントを読み取って編集する編集可能な XmlDocument クラス オブジェクトを作成する方法について説明します。 このトピックでは、各クラスから XPathNavigator オブジェクトを返して XML ドキュメント内を移動および編集する方法についても説明します。

XPathNavigator を使用した XML データの選択、評価、照合
XPath クエリを使用してXPathNavigatorまたはXPathDocument オブジェクト内のノードを選択し、XPath 式の結果を評価して調べ、XML ドキュメント内のノードが特定の XPath 式と一致するかどうかを判断するために使用する、XmlDocument クラスのメソッドについて説明します。

XPathNavigator を使用した XML データへのアクセス
ノード間の移動、XML データの抽出、XPathNavigatorまたはXPathDocument オブジェクト内の厳密に型指定された XML データへのアクセスに使用するXmlDocument クラスのメソッドについて説明します。

XPathNavigator を使用した XML データの編集
XPathNavigator オブジェクトに含まれる XML ドキュメントのノードと値を挿入、変更、および削除するために使用するXmlDocument クラスのメソッドについて説明します。

XPathNavigator を使用したスキーマ検証
XPathDocumentまたはXmlDocument オブジェクトに含まれる XML コンテンツを検証する方法について説明します。

こちらも参照ください