Windows Communication Foundation (WCF) を使用すると、アプリケーションは、同じコンピューター上にあるか、インターネットを介して、または異なるアプリケーション プラットフォーム上にあるかを通信できます。 このトピックでは、WCF アプリケーションをビルドするために必要なタスクについて説明します。 動作するサンプル アプリケーションについては、「 入門チュートリアル」を参照してください。
基本的なタスク
実行する基本的なタスクは次のとおりです。
サービス コントラクトを定義します。 サービス コントラクトは、サービスの署名、交換するデータ、およびその他の契約上必要なデータを指定します。 詳細については、「 サービス コントラクトの設計」を参照してください。
コントラクトを実装します。 サービス コントラクトを実装するには、コントラクトを実装するクラスを作成し、ランタイムに必要なカスタム動作を指定します。 詳細については、「 サービス コントラクトの実装」を参照してください。
エンドポイントとその他の動作情報を指定して、サービスを構成します。 詳細については、「サービスの 構成」を参照してください。
サービスをホストします。 詳細については、「 ホスティング サービス」を参照してください。
クライアント アプリケーションをビルドします。 詳細については、「クライアントの 構築」を参照してください。
このセクションのトピックはこの順序に従いますが、一部のシナリオは最初に開始されません。 たとえば、既存のサービスのクライアントを構築する場合は、手順 5. から開始します。 または、他のユーザーが使用するサービスを構築する場合は、手順 5 をスキップできます。
サービス コントラクトの開発に慣れたら、「 機能拡張の概要」も参照できます。 サービスに問題がある場合は、 WCF トラブルシューティング クイック スタート を参照して、他のユーザーが同じまたは類似の問題を抱えているかどうかを確認します。