次の方法で共有


日付と時刻関数

.NET Framework Data Provider for SQL Server (SqlClient) には、 System.DateTime 入力値に対して操作を実行し、 string、数値、または System.DateTime 値の結果を返す日時関数が用意されています。 これらの関数は、SqlClient を使用するときに使用できる SqlServer 名前空間にあります。 プロバイダーの名前空間プロパティを使用すると、Entity Framework は、型や関数などの特定のコンストラクトに対してこのプロバイダーによって使用されるプレフィックスを検出できます。 次の表に、SqlClient の日付と時刻の関数を示します。

機能 説明
DATEADD(datepart, number, date) 指定された日付に特定の期間を加えた新しい DateTime 型の値を返します。

引数

datepart: 新しい値を返す日付の部分を表す String

number: datepartのインクリメントに使用されるInt32Int64Decimal、またはDouble値。

date: DateTimeDateTimeOffset、または有効桁数 = [0- 7] のTime、または日付形式の文字列を返す式。

戻り値

有効桁数 = [0-7] の新しい DateTimeDateTimeOffset、または Time 値。



SqlServer.DATEADD('day', 22, cast('6/9/2006' as DateTime))
DATEDIFF(datepart,startdate,enddate) 指定された 2 つの日付間の差を、日付および時刻の単位で返します。

引数

datepart: 差を計算する日付の部分を表す String

startdate: 計算の開始日は、 DateTimeDateTimeOffset、または有効桁数 = [0-7] の Time 値、または日付形式の文字列を返す式です。

enddate: 計算の終了日は、 DateTimeDateTimeOffset、または有効桁数 = [0- 7] の Time 値、または日付形式の文字列を返す式です。

戻り値

Int32



SqlServer.DATEDIFF('day', cast('6/9/2006' as DateTime),

cast('6/20/2006' as DateTime))
DATENAME(datepart, date) 指定した日付の指定した日付部分を表す文字列を返します。

引数

datepart: 新しい値を返す日付の部分を表す String

date: DateTime, または DateTimeOffsetを返す式、または有効桁数 = [0- 7]の Time 値、または日付形式の文字列を返す式。

戻り値

指定した日付の指定した日付部分を表す文字列。



SqlServer.DATENAME('year', cast('6/9/2006' as DateTime))
DATEPART(datepart, date) 指定した日付の指定した日付部分を表す整数を返します。

引数

datepart: 新しい値を返す日付の部分を表す String

date: 有効桁数 = [0- 7] の DateTime, または DateTimeOffset, または Time 値、または日付形式の文字列を返す式。

戻り値

指定した日付の指定した日付部分を Int32として指定します。



SqlServer.DATEPART('year', cast('6/9/2006' as DateTime))
DAY(date) 指定した日付の日付を整数で返します。

引数

date:有効桁数 = 0 から 7 の DateTime 型または DateTimeOffset 型の式。

戻り値

指定した日付の日付を Int32として指定します。



SqlServer.DAY(cast('6/9/2006' as DateTime))
GETDATE() datetime 値の SQL Server 内部形式で現在の日付と時刻を生成します。

戻り値

有効桁数が 3 の DateTime としての現在のシステム日時。



SqlServer.GETDATE()
GETUTCDATE() UTC (世界協定時刻またはグリニッジ標準時) 形式で datetime 値を生成します。

戻り値

UTC 形式の有効桁数が 3 の DateTime 値。



SqlServer.GETUTCDATE()
MONTH(date) 指定した日付の月を整数で返します。

引数

date:有効桁数 = 0 から 7 の DateTime 型または DateTimeOffset 型の式。

戻り値

Int32として指定した日付の月。



SqlServer.MONTH(cast('6/9/2006' as DateTime))
YEAR(date) 指定した日付の年を整数で返します。

引数

date:有効桁数 = 0 から 7 の DateTime 型または DateTimeOffset 型の式。

戻り値

Int32として指定した日付の年。



SqlServer.YEAR(cast('6/9/2006' as DateTime))
SYSDATETIME() 有効桁数が 7 の DateTime 値を返します。

戻り値

有効桁数が 7 の DateTime 値。



SqlServer.SYSDATETIME()
SYSUTCDATE() UTC (世界協定時刻またはグリニッジ標準時) 形式で datetime 値を生成します。

戻り値

有効桁数 = UTC 形式の 7 の DateTime 値。



SqlServer.SYSUTCDATE()
SYSDATETIMEOFFSET() 有効桁数が 7 の DateTimeOffset を返します。

戻り値

UTC 形式の有効桁数が 7 の DateTimeOffset 値。



SqlServer.SYSDATETIMEOFFSET()

SqlClient でサポートされる日付と時刻関数の詳細については、「 日付と時刻のデータ型と関数 (Transact-SQL)」を参照してください。

こちらも参照ください