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式列の作成

列の式を定義して、同じ行の他の列値またはテーブル内の複数の行の列値から計算された値を含めることができます。 評価する式を定義するには、ターゲット列の Expression プロパティを使用し、 ColumnName プロパティを使用して式内の他の列を参照します。 式列の DataType は、式が返す値に適している必要があります。

次の表に、テーブル内の式列に使用できるいくつかの方法を示します。

式の型
比較 "Total >= 500"
計算 "UnitPrice * Quantity"
集約 Sum(Price)

既存の DataColumn オブジェクトに Expression プロパティを設定することも、次の例に示すように、DataColumn コンストラクターに渡される 3 番目の引数としてプロパティを含めることもできます。

workTable.Columns.Add("Total",Type.GetType("System.Double"))  
workTable.Columns.Add("SalesTax", Type.GetType("System.Double"), _  
  "Total * 0.086")  
workTable.Columns.Add("Total", typeof(Double));  
workTable.Columns.Add("SalesTax", typeof(Double), "Total * 0.086");  

式は他の式列を参照できます。ただし、2 つの式が相互に参照する循環参照では、例外が生成されます。 式の記述に関する規則については、Expression クラスの プロパティを参照してください。

こちらも参照ください