TableLayoutPanel コントロールは、その内容をグリッドに配置します。 レイアウトはデザイン時と実行時の両方で実行されるため、アプリケーション環境の変化に応じて動的に変更される可能性があります。 これにより、パネル内のコントロールは比例してサイズを変更できるため、親コントロールのサイズ変更やローカライズによるテキストの長さの変更などの変更に対応できます。
Windows フォーム コントロールは、TableLayoutPanelの他のインスタンスを含め、TableLayoutPanel コントロールの子にすることができます。 これにより、実行時の変更に適応する高度なレイアウトを構築できます。 ただし、1 つのセルに存在できるコントロールは 1 つだけです。 セルに複数のコントロールが必要な場合は、コントロールを UserControl
または別のレイアウト コントロール ( Panel
やTableLayoutPanel
など) にグループ化する必要があります。
TableLayoutPanel コントロールは、RowCount、ColumnCount、およびGrowStyleプロパティの値に応じて、新しいコントロールが追加されたときに対応するように拡張できます。 RowCountプロパティまたは ColumnCount プロパティの値を 0 に設定すると、TableLayoutPanelが対応する方向にバインド解除されます。
また、 TableLayoutPanel コントロールが子コントロールでいっぱいになった後に、展開の方向 (水平または垂直) を制御することもできます。 既定では、 TableLayoutPanel コントロールは行を追加することで下方向に展開されます。
既定の動作とは異なる動作の行と列が必要な場合は、 RowStyles プロパティと ColumnStyles プロパティを使用して行と列のプロパティを制御できます。 行または列のプロパティは個別に設定できます。
TableLayoutPanel コントロールは、子コントロールに、Cell
、Column
、Row
、ColumnSpan
、RowSpan
の各プロパティを追加します。
子コントロールのTableLayoutPanelまたはColumnSpan
プロパティを設定することで、RowSpan
コントロール内のセルを結合できます。
チュートリアル: TableLayoutPanel を使用した Windows フォームでのコントロールの配置
こちらも参照ください
- FlowLayoutPanel
- TableLayoutSettings
- 方法: ローカライズ に適切に対応する Windows フォーム レイアウトを設計する
- 方法: データ入力用のサイズ変更可能な Windows フォームを作成する
- TableLayoutPanel コントロールのベスト プラクティス
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