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参照アセンブリを中間出力に書き込む

.NET SDK は、既定でではなく、OutDirを書き込むようになりました。 この変更により、実行時に必要な出力からこれらのビルド時のみの成果物が削除されます。

導入されたバージョン

.NET SDK 6.0.200

以前の動作

参照アセンブリが追加されたので、.NET SDK は参照アセンブリをコンパイルの ディレクトリの OutDir ディレクトリに書き込みます。 .NET 5 では、ProduceReferenceAssembly プロパティが導入され、true以降のアプリケーションでは既定で net5.0 に設定されています。 この変更により、多くのアプリケーションが OutDir ディレクトリに参照アセンブリを暗黙的に生成し始めました。

新しい動作

参照アセンブリは、他の多くの中間成果物と同様に、既定で refint ディレクトリのIntermediateOutputPath ディレクトリに書き込まれます。

変更の理由

通常、参照アセンブリは実行時アセットではないため、既定では OutDir ディレクトリに属していません。

カスタム ビルド ロジックがあり、参照アセンブリを操作する必要がある場合は、 TargetRefPath プロパティを使用して正しいパスを取得します。

外部システムが OutDirで参照アセンブリを必要とする場合は、MSBuild プロパティ ProduceReferenceAssemblyInOutDir をプロジェクト ファイルで true に設定します。