コマンド ターゲット オブジェクト内のコマンド更新ハンドラーにユーザー インターフェイス オブジェクトを接続するには、 クラス ビューを開き、ハンドラーが追加されるクラスを右クリックして、[ クラス ウィザード] を選択します。 左側の一覧でユーザー インターフェイス オブジェクトの ID を見つけて、右側のウィンドウで [UPDATE_COMMAND_UI ] を選択し、[ ハンドラーの追加] をクリックします。 これにより、クラスにハンドラー関数が作成され、メッセージ マップに適切なエントリが追加されます。 詳細については、「 関数へのメッセージのマッピング 」を参照してください。 [メッセージ] ウィンドウで、処理する追加 のメッセージ を指定できます。
たとえば、プログラムの [編集] メニューの [すべてクリア] コマンドを更新するには、 クラス ウィザード を使用して、選択したクラスにメッセージ マップ エントリを追加し、クラス宣言で OnUpdateEditClearAll
呼び出されるコマンド更新ハンドラーの関数宣言、クラスの実装ファイル内の空の関数テンプレートを追加します。 関数のプロトタイプは次のようになります。
afx_msg void OnUpdateEditClearAll(CCmdUI* pCmdUI);
すべてのハンドラーと同様に、関数宣言には afx_msg キーワードが表示されます。 すべての更新ハンドラーと同様に、1 つの引数 ( CCmdUI
オブジェクトへのポインター) を受け取ります。