CToolBarCtrl オブジェクトには、ボタンイメージビットマップのリスト、ボタンラベル文字列のリスト、 TBBUTTON
構造のリストなど、複数の内部データ構造が含まれており、画像や文字列をボタンの位置、スタイル、状態、コマンド ID に関連付けます。 これらのデータ構造の各要素は、0 から始まるインデックスによって参照されます。
CToolBarCtrl
オブジェクトを使用する前に、これらのデータ構造を設定する必要があります。 データ構造の一覧については、Windows SDK の ツールバー コントロールに関する ページを参照してください。 文字列のリストはボタンラベルにのみ使用できます。ツール バーから文字列を取得することはできません。
CToolBarCtrl
オブジェクトを使用するには、通常、次の手順に従います。
CToolBarCtrl オブジェクトを使用するには
CToolBarCtrl オブジェクトを構築します。
Create を呼び出して Windows ツール バーの共通コントロールを作成し、
CToolBarCtrl
オブジェクトにアタッチします。 ボタンのビットマップイメージが必要な場合は、 AddBitmap を呼び出してボタンビットマップをツールバーに追加します。 ボタンの文字列ラベルが必要な場合は、 AddString または AddStrings を呼び出して、ツール バーに文字列を追加 します。AddString
やAddStrings
を呼び出した後、文字列または文字列を表示するには AutoSize を呼び出す必要があります。AddButtons を呼び出して、ツール バーにボタン構造 を追加します。
ツール ヒントが必要な場合は、「ツール ヒント通知 の 処理」の説明に従って、ツール バーの所有者ウィンドウでTTN_NEEDTEXTメッセージ を処理します。
ユーザーがツール バーをカスタマイズできるようにする場合は、「カスタマイズ通知の処理」の説明に従って、所有者ウィンドウで カスタマイズ通知メッセージを処理します。