ディザスター リカバリー サイトに BizTalk Server ランタイム サーバーをインストールします。 BizTalk 構成ウィザードを使用してこれらの BizTalk Server ランタイム サーバーを構成し、それらを実稼働 BizTalk グループに参加させます。 ディザスター リカバリー サイト (ディザスター リカバリー Enterprise Single Sign-On マスター シークレット サーバーを含む) で BizTalk Server ランタイム サーバーを構成する場合は、次のことを確認してください。
[これはマスター シークレット サーバーですか?] という質問に 対して [いいえ] を選択します。
[ BizTalk Server グループを作成または参加しますか?] という質問に参加を選択します。
BizTalk Server ランタイム ディザスター リカバリー サーバーを構成した後、実稼働サイトのホスト インスタンスに対応する BizTalk ホスト インスタンスをディザスター リカバリー サイトに作成しますが、これらのホスト インスタンスは起動しません。 たとえば、運用サイトに server1、server2、server3 上のインスタンスを含む 3 つのホスト 送信、 受信、 オーケストレーション がある場合は、DRserver1、DRserver2、DRserver3 に対応する 3 つのホスト インスタンスを作成します。
注
ディザスター リカバリー サイトの BizTalk ホスト インスタンスやルール エンジン サービスなどの BizTalk Server 関連のすべての Windows サービスは、ディザスター リカバリー サイトが処理を実行しないように、サービス マネージャーで "無効" に設定する必要があります。
ディザスター リカバリー サイトには、運用環境で実行されているサーバーとは異なる数の BizTalk Server ランタイム サーバーをインストールして構成できます。 ただし、ディザスター リカバリー イベントが発生した場合にディザスター リカバリー サイト内のサーバーが過負荷にならないように、この方法を使用する場合は注意が必要です。 一連のデータベースで表される BizTalk グループが完全に復元され、BizTalk グループに必要なすべてのシステム変更が実行されたら、スクリプトを実行して BizTalk Server ランタイム サーバーを BizTalk グループに参加させることができます。