機能テストを使用して、特定の BizTalk アプリケーションのコンテキストで特定のエンド ツー エンド シナリオまたは特定のユース ケースをテストします。 機能テストでは、障害パスを含め、特定のシナリオで可能なすべてのパスをカバーする必要があります。 障害パスを評価して、アプリケーションが障害状態を適切に処理するようにする必要があります。
すべての成果物 (オーケストレーション、カスタム パイプライン コンポーネント、カスタム アセンブリなど) を呼び出す必要があり、これらのオブジェクトを通じてすべてのコード 分岐もテストする必要があります。 メッセージがシステムを正しく通過するように、可能なすべてのメッセージの組み合わせを実行する必要があります。 エラーが発生した場合にアプリケーションが予期した方法で反応することを確認し、オーケストレーションとカスタム コンポーネントのすべての例外ブロックに含まれるコードをテストするために、無効なメッセージもテストする必要があります。
機能テストの自動化
機能テストを自動化して高速にし、繰り返し実行できるようにし、人為的なエラーを回避できるようにする必要があります。 BizUnit は、開発者がテスト ケースを迅速に設計できるように設計された宣言型テスト フレームワークです。 実際、テストの実行方法を定義するには、BizUnit XML テスト ケースと呼ばれる XML 構成ファイルで十分です。 テストを実行するには、独自のカスタム ドライバーを作成するか、 Visual Studio 単体テスト または NUnit を利用してテストをホストして実行する方が簡単です。
すべての BizUnit XML テスト ケースには、 TestSetup、 TestExecution、 TestCleanup の 3 つのフェーズが含まれています。 これらの各フェーズには、0 個以上のテスト ステップを含めることができます。 各ステップは作業単位を表し、特定のタスクを実行するように設計された .NET クラスとして実装されます。 このフレームワークは、豊富なコンポーネントセットを提供します。 ただし、特定の要件を満たすために特殊なコンポーネントを実現する必要がある場合は、独自のカスタム テスト ステップ コンポーネントを記述できます。 これらのツールの詳細については、「 テスト用ツール」を参照してください。
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