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DTC ログ ファイルのディスク I/O 競合を監視および削減する

分散トランザクション コーディネーター (DTC) ログ ファイルは、トランザクションを集中的に使用する環境でディスク I/O のボトルネックになる可能性があります。 これは、SQL Server、MSMQ、MQSeries などのトランザクションをサポートするアダプターを使用する場合や、マルチメッセージ ボックス環境で使用する場合に特に当てはまります。 トランザクション アダプターでは DTC トランザクションが使用され、マルチメッセージ ボックス環境では DTC トランザクションが広範に使用されます。

クラスター環境と非クラスター環境での使用状況の監視

DTC ログ ファイルがディスク I/O のボトルネックにならないように、DTC ログ ファイルが SQL Server データベース サーバー上に存在するディスクのディスク I/O 使用率を監視する必要があります。

SQL Server がクラスター化されている環境では、ログ ファイルは既に共有ドライブ上に存在するため、これはそれほど問題になりません。これは、多くの場合、複数のスピンドルを備えた高速 SAN ドライブになります。 ただし、クラスター化されていない環境でボトルネックになる可能性があるため、または DTC ログ ファイルが他のディスク集中型ファイルと共有ディスク上にある場合は、ディスク I/O の使用状況を監視する必要があります。

DTC のトラブルシューティング

DTC のトラブルシューティングの詳細については、bizTalk Server ヘルプの「MSDTC に関する問題のトラブルシューティング」を参照 https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=153237

こちらもご覧ください

チェックリスト: Windows Server の構成