ビジネス アクティビティ監視 (BAM) データベースのボトルネックを特定するには、次の手順を実行します。
Active Instances の数が上昇されていないことを確認します。
SQL-Agent サービスが実行されていることを確認します。
OLAP 分析が構成されている場合は、BAM_AN_<activityname> ジョブが定期的に実行されていることを確認します。
BAM_DM_<activityname> (Data Maintenance) ジョブが定期的に実行されるようにスケジュールされていることを確認します。
注
使用率の高いシナリオでは、BAM データベース アクティビティが他の BizTalk Server データベースのパフォーマンスに影響を与える可能性があり、これは BizTalk Server の全体的なパフォーマンスに影響します。 この場合は、次のアクションを実行することを検討してください。
- すべての BAM アクティビティの期間を既定値 (6 か月) から 1 か月以下に短縮することを検討してください。 これにより、BAMPrimaryImport データベースで BAM データがアーカイブされるまでの期間が短縮されます。 BAM 管理ユーティリティ
set-activitywindow
コマンドを使用して、BAM アクティビティの期間を変更します。 BAM 管理ユーティリティのアクティビティ管理コマンドの詳細については、「 アクティビティ管理コマンド (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=210417)」を参照してください。- BAM アーカイブ データベースを、BizTalk MessageBox データベースをホストしていない SQL Server のインスタンスに移動します。 これにより、これらのデータベースがリソースの競合を防ぎ、全体的なパフォーマンスが向上します。
- すべての BAM アクティビティの期間を既定値 (6 か月) から 1 か月以下に短縮することを検討してください。 これにより、BAMPrimaryImport データベースで BAM データがアーカイブされるまでの期間が短縮されます。 BAM 管理ユーティリティ
負荷がかかったときのホスト キューの長さのパフォーマンス カウンターを追跡および測定するために専用ホストを使用します。
時間の経過に伴う増加傾向については、スプール テーブル サイズのパフォーマンス カウンターを確認してください。
アーカイブ/消去ジョブの長い実行時間を確認してください。
BizTalk Tracking データベースをホストしているディスクのディスクの応答性 (読み取り/書き込みパフォーマンス カウンターあたりのディスク秒数) を確認します。