このトピックでは、証明書を使用して暗号化された MIME/SMIME メッセージを送信するように BizTalk Server を構成する方法について説明します。 次の手順は、AS2 トランスポート経由で暗号化されたメッセージの送信を構成する場合にも適用されます。
[前提条件]
このトピックの手順を実行するには、BizTalk Server Administrators グループのメンバーとしてログオンしている必要があります。
暗号化されたメッセージを送信するように BizTalk Server を構成するには
次のように、暗号化されたメッセージを送信するパイプラインを作成します。
注
BizTalk Server に含まれる AS2Send パイプラインと AS2EdiSend パイプラインがこの関数を使用するため、暗号化されたメッセージを送信するための AS2 トランスポートを構成する場合、この手順は必要ありません。
送信パイプラインを作成し、MIME/SMIME Encoder パイプライン コンポーネントをパイプラインのエンコード ステージにドラッグします。
[プロパティ] ウィンドウで、MIME/SMIME Encoder パイプライン コンポーネントの [暗号化を有効にする] プロパティを True に構成します。
注
パイプラインが BizTalk グループに展開された後、BizTalk Server 管理コンソールを使用して送信パイプライン コンポーネントのプロパティを構成できます。
送信パイプラインをビルドしてデプロイします。
次のように、暗号化されたメッセージを送信するための送信ポートを構成します。
送信パイプラインを含む BizTalk アセンブリを、暗号化されたメッセージを受信する受信場所を含む BizTalk アプリケーションに追加します。
注
AS2Send パイプラインと AS2EdiSend パイプラインは BizTalk EDI アプリケーションに含まれているため、暗号化されたメッセージを送信するための AS2 トランスポートを構成する場合、この手順は必要ありません。
前の手順で作成した送信パイプラインを使用して、BizTalk アプリケーションの送信ポートを構成します。
送信ポートを右クリックし、[ プロパティ] をクリックし、[証明書] をクリックして、インストールした暗号化 証明書を割り当てます。 [ 参照] をクリックし、この送信ポートに割り当てる証明書を参照して、[ OK] をクリックします。
注
証明書がローカル コンピューターに存在しない場合は、[ 拇印 ] ボックスに証明書の拇印を入力するか貼り付けて、[OK] をクリック します。 証明書の拇印は HHHH HHHH HHHH HHHH HHHH HHHH HHHH HHHH HHHH HHHH の形式で、H は 16進数の数字です。