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受信した EDI メッセージの検証

EDI 受信パイプラインは、受信メッセージを処理するとき、エンベロープとメッセージ データに対して一連の検証を実行します。 これらの処理のうちの一部は常に実行されますが、有効にした場合にのみ実行される処理もあります。 これらの検証には、以下が含まれます。

  • 常に実行される検証は次のとおりです

    • インターチェンジ エンベロープの構造の検証

    • 取引先アグリーメント (アグリーメントが定義されていない場合はフォールバック アグリーメント) に対するエンベロープの検証。

    • 制御スキーマと照らし合わせたエンベロープのスキーマ検証

    • メッセージ スキーマと照らし合わせたトランザクション セット データ要素のスキーマ検証

    • X12 標準によって提供されるトランザクション セットとグループのマッピングに基づく単一グループ内のトランザクション セットの種類の検証。

  • 有効になっている場合にのみ実行される検証は次のとおりです

    • トランザクション セット データ要素に対して実行される EDI 検証 これは、アグリーメントのプロパティで有効になっている場合に実行されます。

    • トランザクション セットのデータ要素に対して実行される拡張検証。 これは、アグリーメントのプロパティで有効になっている場合に実行されます。

    • トランザクション セットのデータ要素に対するクロスフィールド検証 (X12 でエンコードされたメッセージのみ)。 これは、メッセージ スキーマで有効になっている場合に実行されます。

参照

EDI 構造の検証
アグリーメントのプロパティの検証
EDI の種類 (データ要素) の検証
拡張された (BTS-XSD) 検証
スキーマの検証
クロスフィールド/セグメント検証