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中断されたメッセージの 16 進数の内容を表示してメッセージ検証エラーのトラブルシューティングを行う

検証エラーが原因でメッセージが中断された場合は、メッセージ部分の 16 進表現を表示して、検証エラーの原因を特定すると便利な場合があります。 このトピックでは、中断されたメッセージの部分の 16 進数表現を表示するために従うことができる手順を示します。

[メッセージの詳細] ダイアログ ボックスを使用してメッセージ パーツを表示する

メッセージ部分の 16 進数表現を表示するには、次の手順に従います。

  1. BizTalk 管理コンソールの [ クエリ ] タブを使用して、1 つ以上の中断されたメッセージを含む結果セットを返します。 詳細については、「 メッセージを検索する方法 」を参照してください。

  2. 調査する中断されたメッセージをダブルクリックして、 メッセージの [メッセージの詳細 ] ダイアログ ボックスを表示します。

  3. [メッセージの詳細] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウで メッセージ パーツをクリックして、メッセージ パーツを表示します。

    メッセージには、0、1、または多数のメッセージ部分が含まれる場合があります。 ほとんどの場合、メッセージには"本文" と呼ばれる 1 つのメッセージ部分があります。

  4. [メッセージの詳細] ダイアログ ボックスの右側のウィンドウにある [バイナリ] タブをクリックすると、メッセージ パーツの 16 進数表現が表示されます。

  5. メッセージ部分の文字の 16 進数表現を調べて、以下を確認します。

    • バイトオーダーマークが見つからないか無効です。 バイトオーダーマークの詳細については、 https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=196380を参照してください。

    • Unix と Windows での改行のエンコードの違い。 Unix では、ラインフィード (0A) を使用して行の区切りを示しますが、Windows ではキャリッジリターン (0D) とラインフィード (0A) の両方を使用して行の区切りを示します。

    • メッセージ部分の制御文字が無効です。 テキスト ビューに表示されないメッセージ 部分のコントロール文字は、バイナリ ビューに表示される場合があります。

    • メッセージ 部分の途中に無効な nul 文字が含まれていると、メッセージ部分が切り捨てられる可能性があります。 nul 文字は 16 進数 (00) として表されます。

    • 位置指定の平面ファイルにおける文字オフセットが無効です。 メッセージ 部分の 16 進数表現を表示して、位置指定フラット ファイル内のデータのオフセットを表示します。

こちらもご覧ください

オーケストレーション、ポート、およびメッセージのエラーの調査