概要
BizTalk エディターでは、 シーケンス グループ ノードを挿入して、シーケンス グループ ノード内と同じ順序でインスタンス メッセージに表示する必要がある他 のノードを 含めることができます。 含まれるノードは、XML 要素に対応するノードである必要がありますが、XML 属性に対応するノードにすることはできません。
注
BizTalk エディターでは、 シーケンス グループ ノードは既定で、スキーマ ツリー ビューの文字列 <Sequence> で表されます。 シーケンス グループ ノード (x など) への参照を設定すると、スキーマ ツリー ビューでは <Group:x> として表されます。
グローバル要素グループを宣言する シーケンス グループ を追加することもできます。
XML のスキーマを次のように作成する必要がある場合があります。
<Root>
<Record1>
<GroupItem1/>
<GroupItem2/>
<NotAGroupItem>
</Record1>
<Record2>
<GroupItem1/>
<GroupItem2/>
</Record2>
</Root>
どちらの場合も GroupItem1 と GroupItem2 が存在するため、Record1 と Record2 の両方の子であるグローバル シーケンス グループを宣言できます。 グローバル シーケンス グループを宣言する方法の詳細な手順については、「 別のノードまたは型への参照の作成」を参照してください。
ユーザーは、[グループの順序の種類] プロパティを変更することで、非表示のグループを選択グループ ノードまたはすべてのグループ ノード (シーケンス グループ ノードとは限りません) に変更できます。 このプロパティの詳細については、 UI ガイダンスと開発者 API 名前空間リファレンスを参照してください。
XSD 表現
シーケンス グループ ノードが Record ノードに挿入されると、シーケンス、選択、またはRecord ノード内のすべての要素内の他の子ノードの末尾に挿入されます。 次の例は、レコード ノードのシーケンス要素の末尾に挿入された新しいシーケンス グループノードを太字で示しています (識別性を明確にするために名前が付けられたノード)。
<xs:element name="ContainingRecord">
<xs:complexType>
<xs:sequence>
<xs:element name="ExistingFieldElement" type="xs:string" />
</xs:sequence>
</xs:complexType>
</xs:element>
こちらもご覧ください
- BizTalk によるスキーマの表現
- ノードのプロパティ
- UI ガイダンスおよび開発者 API 名前空間リファレンスのシーケンス グループ ノードのプロパティ
- ノードのプロパティを設定する方法