このトピックでは、アプリケーション内のアイテムを、別々のコンピューターに選択的にインストールする場合のアプリケーション展開シナリオについて説明します。 これを行うのは、アプリケーション内の特定のアセンブリまたはその他の種類のアイテムを、BizTalk グループ内の特定のコンピューターにのみインストールする場合です。 そのためには、アプリケーションに含まれているアイテムを、物理コンピューターに同時にインストールするアイテムに応じて、複数の .msi ファイルにエクスポートします。
次の図は、BizTalk グループ 1 の BizTalk 管理データベースにインポートされる .msi ファイルを示しています。 これにより、Order Processing アプリケーションとそのすべての成果物がそのグループに作成されます。 アプリケーションのアイテムは、2 つの .msi ファイルに分けてエクスポートします。 一方の .msi ファイルは、Assembly1、Certificate1、および Script1 を含みます。 もう一方の .msi ファイルは、Assembly2、Script2、および VirtualDirectory1 を含みます。
両方の .msi ファイルが BizTalk グループ 2 にインポートされます。 これらはどちらも Order Processing アプリケーションに属しているため、両方の .msi ファイル内のすべての成果物が、新しいグループの Order Processing という名前の同じアプリケーションにインポートされます。
また、アプリケーションのアイテムは、.msi ファイルから、グループ内でアイテムを実行するコンピューターにインストールされます。 仮想ディレクトリが格納されている .msi ファイルは BizTalk Server B および BizTalk Server C にインストールされます (両方が IIS を実行しています)。
参照
アプリケーションの展開および管理のシナリオ
BizTalk アプリケーションをエクスポートする方法
BizTalk アプリケーションをインポートする方法
BizTalk アプリケーションをインストールする方法