ポート構成ウィザードを使用して、オーケストレーション デザイナーでポートを作成および構成します。 ポートにはポートの種類が関連付けられている必要があり、ウィザードを使用して既存のポートの種類を選択するか、新しいポートの種類を作成します。 ポートとポートの種類の詳細については、「 オーケストレーションでのポートの使用」を参照してください。
ウィザードを開始するには
ポートを右クリックし (デザイン画面またはオーケストレーション ビュー ウィンドウで)、[ ポートの構成] をクリックします。
関連付けられたアクションによってポートが作成されるスマート タグ項目を実行する。
[オーケストレーション ビュー] ウィンドウの [オーケストレーション パラメーター] フォルダーのショートカット メニューから [ 新しく構成されたポート パラメーター] コマンドを選択します。
ウィザードを実行するには
ポート構成ウィザードを開きます。
ポート情報を指定します。 役に立つよう、ウィザードには複数のページが表示されます。 各ページを完了したら、[ 次へ] をクリックして次のページに移動するか、[ 戻る] をクリックして前のページに移動します。
ポートのプロパティ。 ポートの名前を入力します。
ポートの種類を選択します。 このページでは、最初に 新しいポートタイプと既存のポートタイプ のどちらを使用するかを選択 します。 [既存のポートの種類] を選択した場合は、ツリー コントロールを使用して、割り当てる既存のポートの種類を選択します。
[新しいポートの種類] を選択した場合は、[名前] テキスト ボックスにポートの種類の名前を入力するか、推奨される既定の名前をそのまま使用する必要があります。 また、ポートの種類の通信パターン (一方向または要求応答) と、新しいポートの種類に適用するアクセス制限も選択します。
ポートバインド。 このページでは、通信の方向 ( 極性とも呼ばれます) とポートのバインドの種類を指定します。
選択する極性は、ウィザードの前のページで選択したポートの種類の通信パターンの一部によって異なります。ポートの 種類を選択します。 選択内容を次の表にまとめます。
ポートの方向 通信パターン [ポート バインド] ページで選択する通信の方向 送信 一方向 私はいつもこのポートでメッセージを送信します。 受け取る 一方向 私はいつもこのポートでメッセージを受け取ります。 Send-Receive 受け答え 要求を送信し、応答を受信します。 Receive-Send リクエスト-レスポンス 要求を受信し、応答を送信します。 次の 4 種類のバインドを選択できます。後で指定、今すぐ指定、動的、および Direct を指定します。 次に示すように、選択ごとに異なる構成オプションのセットが表示されます。
後で指定します。 このオプションを選択した後は、デザイン時にバインド情報が決定されないため、ウィザードでそれ以上構成を選択することはできません。 通常、デプロイ時に管理者によって追加されます。
ここで指定します。 デザイン時に、ポートをバインドするエンティティを定義する URI を指定できます。 また、BizTalk メッセージ キュー、FILE、SMTP、HTTP、SOAP を含むトランスポートの種類の一覧から選択する必要もあります。 これは、オーケストレーション デザイナーで事前バインディングを行う目的でハードコーディングされたリストです。そのため、この一覧では他のトランスポートを使用できません。 最後に、使用可能なパイプラインの一覧から受信パイプラインと送信パイプラインを選択します。 それぞれの一覧には、現在のプロジェクト内のすべてのパイプラインと、参照アセンブリからパイプラインを選択するオプションが含まれ、[成果物の種類の 選択 ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[動的] このオプションには [今すぐ指定] と同様の選択肢がありますが、送信ポートでのみ使用できます。 使用する送信パイプラインを指定できます。 実行時に割り当てることができるように、 式 図形でポートを個別に指定できます。
直接。 直接バインドの場合は、接続先のポートを選択するか、MessageBox データベース内の受信メッセージのフィルター式に基づいてルーティングを実行するか、自己相関ポートにすることができます。 ドロップダウン リスト ボックスからポートを選択できます。
詳細については、「 ポート バインド」を参照してください。
ウィザードを完了させてください。 ポート構成ウィザードの最後のページ ("ポートの 完了ウィザード" と題) には、変更をコミットする前に確認できるように、前のページで行った選択内容が表示されます。 変更が正しい場合は、[ 完了] をクリックします。 それ以外の場合は、[ 戻る ] をクリックして、変更する情報を再入力します。 次に、ウィザードをもう一度移動し、最後のページに表示される情報が行う変更と一致する場合は [ 完了] をクリックします。
注
新しいポートを作成していて、ポートの構成を完了する前にウィザードでいつでも [キャンセル ] をクリックした場合、ポートは作成されません。 ウィザードを使用して既存のポートを変更していた場合、ウィザードをキャンセルすると、行った変更はすべて元に戻されます。 それ以外の場合は、ウィザードで [キャンセル ] をクリックしても、アダプターは作成されますが、そのプロパティは設定されません。 ポートのプロパティは、ポートの [プロパティ] ウィンドウで手動で設定することも、ウィザードをもう一度実行することもできます。