ビジネス アクティビティ監視 (BAM) 分析データベースと Tracking Analysis Server データベースには、SQL Server Analysis Services キューブにコンテンツが格納されます。 BizTalk Server のバックアップ ジョブでは、これらのデータベースはバックアップされません。 代わりに、これらのデータベースをバックアップするには、SQL Server Analysis Manager を使用する必要があります。
これらのデータベースをバックアップした後、OLAP キューブを消去することができます。 OLAP キューブを消去するときは、次の手順も実行する必要があります。
OLAP キューブを消去する前に、BAMStarSchema データベースで、消去するキューブのファクト テーブルを切り捨てます。 テーブルの名前付け規則は "bam_<CubeName>_Facts" です。
OLAP キューブを消去したら、アクティブ、完了、および仮想キューブを完全に処理する必要があります。
分析データベースのバックアップ手順については、SQL Server オンライン ブックの「Analysis Services データベースのアーカイブ」を参照してください。
BAM データベースのバックアップのスケジュール設定
BAM を使用している場合は、バックアップ パッケージの実行がスケジュールされているときに、BAM キューブ プロセスもデータ メンテナンス データ変換サービス (DTS) パッケージも実行されていないことを確認します。
すべての BAM データベースで一貫性のあるスキーマを確保するには、BAM アクティビティを展開または展開解除するたびに、BAM データベースと DTS パッケージをバックアップします。
BAM ビューを展開または展開解除するたびに、BAM 分析データベースと BAMStarSchema データベースをバックアップします。
BAM データベースを次の順序でバックアップします。
BizTalk Server のバックアップ ジョブを実行して、BAMPrimaryImport データベースとその他の BizTalk Server データベースをバックアップします。
すべてのアクティビティに対して BAM データ メンテナンス DTS パッケージを実行します。
これらの手順を DTS パッケージに組み込み、定期的に実行するようにパッケージをスケジュールします。 データの整合性を確保するには、このバックアップ パッケージの実行がスケジュールされているときに、他の BAM カブリングまたはデータ メンテナンス DTS パッケージが実行されないようにします。
BAMArchive データベースが失敗した場合にアーカイブされたデータの完全なセットを確実に回復できるようにするには、BAMArchive データベースにパーティションをコピーした後、BAMPrimaryImport データベースからパーティションを削除する前に、BAMArchive データベースをバックアップします。 これを行うには、各アクティビティのデータ メンテナンス DTS パッケージを変更して、DTS パッケージの最後の手順である "アーカイブの終了" の前に BAMArchive データベースをバックアップするステップを挿入します。
BAMAnalysis データベースと BAMStarSchema データベースをバックアップします。