Catch Exception ブロックは、例外ハンドラーを表します。 Catch Exception ブロックは、オーケストレーション デザイナーの スコープ 図形の末尾にアタッチされます。 必要な数の Catch 例外 ブロックをアタッチできます。
さまざまな種類の例外を処理するように例外ハンドラーを設定できます。 各例外ハンドラーで、例外の種類を指定します。例外の種類は、エラー メッセージまたは System.Exception クラスから派生したオブジェクトである必要があります。 例外の種類を指定しない場合、例外ブロックは一般的な例外ハンドラーとして扱われ、 System.Exception から派生しない例外をキャッチできます。
例外ハンドラーで指定された型と一致する例外がスローされた場合、その例外ハンドラーが呼び出されます。 他の例外がスローされた場合は、デフォルトの例外ハンドラーにより処理されます。
注
例外のキャッチ ブロックをスコープ図形に追加するには、スコープ図形のトランザクションの種類プロパティを None または Long Running に設定する必要があります。
キャッチ例外ブロックを追加するには
例外のキャッチ ブロックを追加するスコープ図形を右クリックし、[新しい例外ハンドラー] をクリックします。
Catch Exception ブロックは、関連付けられた Scope 図形の直後のオーケストレーションに追加されます。
[プロパティ] ウィンドウで、次のプロパティを指定します。
プロパティ 説明 例外オブジェクト名 例外ハンドラーによってキャッチされた例外オブジェクトに名前を割り当てます。 Exception オブジェクトの種類 この例外ハンドラーがキャッチするオブジェクト型 (System.Exception から派生) を決定します。 例外の キャッチ ブロック内に、例外を処理するプロセスを作成する図形を追加します。
注
例外オブジェクトの種類として一般的な例外を指定した場合、例外のキャッチ ブロックは、System.Exception から派生していない例外を含むすべての例外をインターセプトします。 このような場合、例外オブジェクトにアクセスすることはできません。 このブロック内で、例外スロー図形を一般的な例外タイプを使用して使用する場合は、キャッチされた例外を再度スローしたことになります。