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BizTalk Server データベースをクラスター化する

このセクションでは、高可用性を備えた Microsoft BizTalk Server ソリューションを展開するためのガイドラインを示します。 BizTalk Server データベースが使用できなくなった場合、BizTalk Server 環境は正しく機能しません。 高可用性を提供するために、次の図に示すように、BizTalk Server データベース用の Microsoft SQL Server クラスターを作成できます。

BizTalk Server データベース層

BizTalk Server データベースの高可用性を実現するには、WINDOWS Server フェールオーバー クラスターで使用する SQL Server と共有ディスク アレイを実行しているコンピューターが少なくとも 2 台必要です。

データベースのクラスタリングの手順

開始する前に

  1. BizTalk Server 環境のドメイン グループを作成するときは、Active Directory ドメイン グローバル グループを作成する必要があります。

  2. BizTalk Server をインストールして構成する前に、SQL Server クラスターを構成します。 SQL Server のクラスタリングの詳細については、「 Always On フェールオーバー クラスター インスタンス」を参照してください。

  3. マスター シークレット サーバーもクラスタリングする場合は、まずそのサーバーを構成します。 Enterprise シングル サインオンの高可用性の詳細については、「Enterprise シングル サインオンの高可用性」を参照してください。

BizTalk Server 構成ウィザードを実行するには

  1. ランタイム サーバーに BizTalk Server をインストールします。

  2. BizTalk 構成プログラムを起動します。 [ スタート] をクリックし、[ すべてのプログラム] をポイントし、[ Microsoft BizTalk Server 20xx] をクリックし、[ BizTalk Server の構成] をクリックします。

  3. BizTalk Server 構成のインポートとエクスポートの手順に従って、カスタム構成を適用します。 BizTalk データベースの SQL Server クラスターを指定するには、このトピックの「データベースの編集」セクションの説明に従って、構成プログラムの [データベース] ダイアログボックスに SQL Server クラスターの名前を入力します。

  4. BizTalk Server の構成に関する記事の手順に従って 、BizTalk Server の構成を完了します。

こちらもご覧ください

高可用性 BizTalk Server 環境の作成