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XML 逆アセンブラー パイプライン コンポーネントでの文字エンコード

XML 逆アセンブラーは、次のアルゴリズムを使用して、受信メッセージの処理に使用するエンコードを決定します。

  1. データにバイト オーダー マークが存在する場合は、エンコード情報がそこから決定されます。

  2. それ以外の場合、 IBaseMessagePart.Charset プロパティが設定されている場合は、そこで指定されたエンコードが使用されます。

  3. それ以外の場合、XML 宣言が XML ドキュメントに存在する場合は、XML 宣言が ANSI の場合、そこで指定されたエンコードが使用されます。

  4. それ以外の場合は、UTF-8 エンコードが使用されます。

    上記のケース 2、3、4 では、XML 逆アセンブラーによってエンコードが決定された後、 XMLNorm.SourceCharset プロパティのメッセージ コンテキストに保存されます。 XML 逆アセンブラー パイプライン コンポーネントによって生成されるメッセージでは、常に UTF-8 エンコードが使用されます。 ケース 1 の場合、バイト オーダー マークから決定されたエンコードは保持されません。

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