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プライマリ インポート データベース データのアーカイブ

管理者は、プライマリ インポート データベースのアクティビティ インスタンス データをアーカイブするための時間枠を指定できます。 BAMPrimaryImport データベースの BAM_Metadata_Activities テーブルで OnlineWindowTimeUnit プロパティと OnlineWindowTimeLength プロパティを使用します。

ビジネス ユーザーが複数のアクティビティを展開している場合は、アクティビティごとに異なる時間枠を指定できます。 アクティビティの展開については、「 インフォメーション ワーカー ユーザー ガイド」の「ビジネス アクティビティの定義」を参照してください。

次の表では、OnlineWindowTimeUnit と OnlineWindowTimeLength に使用できる値について説明します。

プロパティ 価値
オンラインウィンドウ時間単位 このプロパティには、月、日、時間、または分のいずれかを指定できます。 このプロパティの既定値は month です。
オンラインウィンドウ時間の長さ このプロパティは整数である必要があります。 このプロパティの既定値は 6 です。

BAM は、パーティションがオンライン ウィンドウ (現在の時刻 - OnlineWindowTimeUnit の OnlineWindowTimeLength) よりも古い場合に、パーティションによって BAM プライマリ インポート データベースからデータを移動します。 たとえば、OnlineWindowTimeLength = 5、OnlineWindowTimeUnit = day の場合、5 日より前のパーティションは削除されます。

BAM は、アーカイブされたアクティビティ インスタンス データを BAM アーカイブ データベースに移動します。 BizTalk BAM 構成中に BAM アーカイブ データベースを指定します。 BizTalk BAM 構成の詳細については、「 BAM 構成スキーマ」を参照してください。

BAM キューブ更新データ変換サービス (DTS) パッケージを実行していない場合、BAM はアクティビティ インスタンス データをアーカイブしません。このパッケージは、インスタンス データをアクティビティ キューブに処理します。

BAM データ メンテナンス DTS パッケージの実行については、「 BAM DTS パッケージ」を参照してください。

時間が経つにつれて、アクティビティ インスタンス データが追加されると、BAMArchive データベースのサイズが大きくなります。 データベース全体を簡単に切り捨てる方法はありませんが、データベース トランザクション ログを定期的に切り捨ててストレージ要件を減らし、BAMArchive データベース全体を定期的にバックアップおよびアーカイブすることができます。 詳細については、SQL Server オンライン ブックの「トランザクション ログの切り捨て」を参照してください。

こちらもご覧ください

タイム ウィンドウとタイム スライスのプロパティの定義
BAM 動的インフラストラクチャの管理