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目的: この手順では、 Purchase_Order テーブルに対して挿入操作を実行する要求メッセージを作成し、 UPDATE_EMPLOYEE ストアド プロシージャの応答メッセージを挿入操作の要求メッセージにマップします。 これにより、 Purchase_Order テーブルに 挿入される応答メッセージの値を渡します。
[前提条件]
手順 1: Purchase_Order テーブルへの挿入操作の要求メッセージ作成を完了している必要があります。
メッセージをマップするには
既存のオーケストレーションにおいて、決定図形の挿入ブロックで、ReceiveUpdateResponse図形の下にメッセージ割り当て図形を追加します。 ツールボックスから、 メッセージの割り当て 図形を指定されたスペースにドラッグします。
注
メッセージ割り当て図形をデザイン画面にドロップすると、オーケストレーション デザイナーによって、囲まれたメッセージの構築図形が自動的に作成されます。
デザイン 画面で、 ConstructMessage_1 図形を右クリックし、[ プロパティ ウィンドウ] をクリックします。
ConstructMessage_1図形の [プロパティ] ウィンドウで、次の値を指定します。
このプロパティを設定する この値に 作成されたメッセージ InsertPO 名前 ConstructInsertMessage MessageAssignment 図形をダブルクリックし、BizTalk 式エディターを開きます。
BizTalk 式エディターで、次を追加します。
InsertPO = UpdatePOMessageCreator.UpdatePOMessageCreator.XMLMessageCreator(); InsertPO(WCF.Action) = "TableOp/Insert/dbo/Purchase_Order";
ここでは、 InsertPO は、「 手順 2: BizTalk オーケストレーションのメッセージを作成 する」で作成したメッセージで、 Purchase_Order テーブルに対する挿入操作の要求メッセージを送信します。 MessageAssignment 図形で、UpdatePOMessageCreator クラスを呼び出して要求メッセージを作成します。 また、要求メッセージの WCF アクションを設定します。
[ メッセージの構築] 図形内と [ メッセージの割り当て] 図形の後に、 変換 図形を追加します。
[ 変換の構成 ] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウの [ 変換 ] ラベルの下にある [ ソース] をクリックします。
右側の [ ソース変換 ] ボックスで、[ 変数名] の下のスペースをクリックし、[ UpdateEmployeeResponse] を選択します。
[ 変換の構成 ] ダイアログ ボックスの左側のウィンドウの [ 変換 ] ラベルの下にある [ 変換先] をクリックします。
右側の「変換先変換」ボックスで、「変数名」の下のスペースをクリックし、「InsertPO」を選択します。
OK をクリックします。 マップ ファイルが開きます。
ソース スキーマと宛先スキーマ内のノードを展開します。
両方のスキーマでEmployee_IDフィールドと名前フィールドをマップします。
ソース スキーマ (UPDATE_EMPLOYEEResponse) の Employee_ID ノードを、コピー先スキーマ (挿入) の Employee_ID ノードにマップします。
ソース スキーマの [名前] ノードを、宛先スキーマの Employee_Name にマップします。
次の図は、マップされたスキーマを示しています。
マップを保存して閉じます。
次の図は、進行中のオーケストレーションを示しています。
私は何をしましたか?
この手順では、 Purchase_Order テーブルにレコードを挿入するメッセージを作成し、 UPDATE_EMPLOYEE ストアド プロシージャからの応答メッセージを挿入操作の要求メッセージにマップしました。
次のステップ
要求メッセージを送信して 、Purchase_Order テーブルに対して挿入操作を実行し、「 手順 3: レコードを挿入して応答を受信する要求メッセージを送信する」の説明に従って応答を受信します。
こちらもご覧ください
手順 1: Purchase_Orderテーブルに対する挿入操作の要求メッセージを作成する
レッスン 4: 購買発注テーブルに対して挿入操作を実行する