Azure プライベート DNS は、仮想ネットワークのための信頼性が高く安全な DNS サービスとなります。 カスタムの DNS ソリューションを構成しなくても、Azure プライベート DNS によって、仮想ネットワークにおけるドメイン名の管理と解決が行われます。
プライベート アクセス (VNET 統合) モードのネットワークを使用して Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーをデプロイする場合は、DNS 解決を実行するために必須のプライベート DNS ゾーンを指定する必要があります。 プライベート ネットワーク アクセスを使用して Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーを新しく作成する場合は、プライベート アクセスで Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーを構成する際に、プライベート DNS ゾーンを使用する必要があります。
既存のサーバーでは、プライベート DNS ゾーンを、サーバーの作成時に指定したゾーンから、既に存在し、アクセス権を持つ任意のサブスクリプションの任意のリソース グループ上にある別の DNS ゾーンに変更できます。
Azure portal を使用して以下を実行します。
お使いの Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーを選択します。
[リソース] メニューで [ネットワーク] を選択します。
プライベート アクセス (VNET 統合) で展開されるサーバーのネットワーク関連の変更可能な設定は、サーバーが統合されているプライベート DNS ゾーンのみです。 これを変更するには、[プライベート DNS 統合] セクションで、[サブスクリプション] と [プライベート DNS ゾーン] コンボボックスを展開して、サーバーに統合する既存のプライベート DNS ゾーンを選択します。
選択したプライベート DNS ゾーンが、サーバーが挿入されている仮想ネットワークにリンクされていない場合は、[プライベート DNS ゾーンを仮想ネットワークにリンクする] チェック ボックスが表示されます。 これは既定で選択されており、選択したプライベート DNS ゾーンがサーバーの仮想ネットワークにリンクされることを意味します。 このチェック ボックスをオフにすると、そのプライベート DNS ゾーンをサーバーの仮想ネットワークにリンクしないことを決定します。 その結果、その仮想ネットワーク内のどのホストも、そのプライベート ゾーン内のサーバーによって永続化された A レコードを使用してサーバーの名前を解決することはできません。 [保存] を選択します。
変更が適用されていることを伝える通知が表示されます。
プロセスが完了すると、変更が適用されたことを伝える通知が表示されます。