このページでは、現在リリースされているサーバーレス環境バージョンのリファレンスを提供します。
ノートブックとジョブのサーバーレス コンピューティングでは環境バージョンが使用されます。これにより、Spark Connect に基づく安定したクライアント API が提供され、アプリケーションの互換性が確保されます。 これにより、Databricks はサーバーを個別にアップグレードでき、ワークロードにコードを変更することなく、パフォーマンスの向上、セキュリティの強化、バグ修正を実現できます。
各環境バージョンには、特定の Python バージョンと、定義済みのバージョンを持つ一連の Python パッケージが含まれています。 Databricks では、サポートされているすべての環境バージョンにセキュリティ更新プログラムを適用しながら、最新の環境バージョンで新機能と修正プログラムが導入されています。
環境バージョンのサポート日
一貫性のある予測可能なエクスペリエンスを提供するために、Azure Databricks では、すべてのサーバーレス環境バージョンに対して 3 年間のライフサイクルがサポートされています。
バージョン | リリース日 | サポート終了日 |
---|---|---|
環境バージョン 3 | 2025 年 6 月 13 日 | 2028 年 6 月 13 日 |
環境バージョン 2 | 2024 年 11 月 21 日 | 2027 年 11 月 21 日 |
環境バージョン 1 | 2024 年 3 月 12 日 | 2027 年 3 月 12 日 |
環境バージョンのサポート終了
環境バージョンがサポート終了日に達した場合:
- 環境バージョンは UI の新しいジョブとノートブックに対して選択できなくなりますが、API を使用してジョブに対して構成できます。
- 環境バージョンで実行されている既存のジョブとノートブックは引き続き実行されます。
- 環境バージョンを参照するノートブックをインポートして実行できます。
- 環境バージョンで実行されているワークロードの起動時間が長くなる場合があります。
- 環境バージョンを参照する新しい Unity カタログ UDF を作成すると、警告がトリガーされますが、引き続き実行されます。