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IPython カーネル

IPython カーネルは、Python コードを実行するための Jupyter カーネルです。 Jupyter やその他の互換性のあるノートブックでは、Python ノートブック コードを実行するために IPython カーネルを使用します。

Databricks Runtime 11.3 LTS 以降では、Python ノートブックは IPython カーネルを使用して Python コードを実行します。

Databricks Runtime 11.3 LTS 以降では、Python ノートブックの ipykernel に入力を渡すことができます。 これにより、ノートブックで Python デバッガーなどの対話型ツールを使用できます。 Python デバッガーの使用方法を示すノートブックの例については、「Python ノートブックでのデバッグ」を参照してください。

IPython カーネルを使用する利点

IPython カーネルを使用すると、Azure Databricks は Jupyter Notebook 用に構築されたオープン ソース ツールのサポートを強化できます。 Azure Databricks で IPython カーネルを使用すると、IPython の表示および出力ツールのサポートが追加されます。 詳細については、 IPython.core.display を参照してください。 また、IPython カーネルは、ノートブックによって作成された子プロセスの stdout および stderr 出力をキャプチャし、その出力をノートブックのコマンド結果に含めることを可能にします。

既知の問題

IPython コマンド update_display 現在のセルの出力のみを更新します。