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Azure Databricks ユーザー アカウントで Azure CLI にログインする

Azure CLI を使用し、自分の Azure Databricks ユーザー アカウントで Azure Databricks にログインする手順は次のようになります。 Azure Databricks ユーザー アカウントの詳細については、「ユーザーの管理」を参照してください。

  1. この ID がわからない場合は、次のいずれかの操作を行って、ユーザー アカウントの正しい Azure サブスクリプション ID を取得します。

    • Azure Databricks ワークスペースの上部のナビゲーション バーで、ユーザー名をクリックし、[ Azure Portal] をクリックします。 Azure Databricks ワークスペース リソース ページが表示されたら、サイドバーの [概要] をクリックします。 次に、サブスクリプション ID が含まれる [サブスクリプション ID] フィールドを探します。

    • azure CLI を使用して az databricks workspace list コマンドを実行し、--queryオプションと-oオプションまたは--outputオプションを使用して結果を絞り込みます。 adb-0000000000000000.0.azuredatabricks.net をご自分のワークスペース インスタンスの名前に置き換えます。https:// は含めません。 この例では、出力の 00000000-0000-0000-0000-000000000000 の後の /subscriptions/ がサブスクリプション ID です。

      az databricks workspace list --query "[?workspaceUrl==\`adb-0000000000000000.0.azuredatabricks.net\`].{id:id}" -o tsv
      
      # /subscriptions/00000000-0000-0000-0000-000000000000/resourceGroups/my-rg/providers/Microsoft.Databricks/workspaces/my-ws
      

      "The subscription of '<subscription-id>' doesn't exist in cloud 'AzureCloud'." というメッセージが表示された場合、間違ったテナントにサインインしています。正しいテナントにサインインするためには、az login コマンドをもう一度実行する必要があります。-t または --tenant オプションを使用して正しいテナント ID を指定してください。

      Azure Databricks ワークスペースのテナント ID は、curl -v <per-workspace-URL>/aad/auth コマンドを実行し、< ___location: https://login.microsoftonline.com/00000000-0000-0000-0000-000000000000 という出力で探すことで確認できます。00000000-0000-0000-0000-000000000000 の部分がテナント ID です。 「Azure portal でサブスクリプションとテナントの ID を取得する」も参照してください。

      az login -t <tenant-id>
      
  2. ユーザー アカウントの正しい Azure サブスクリプション ID を取得したら、まず Azure CLI を使用して Azure にサインインし、az login コマンドを実行します。 このコマンドを実行した後、画面の指示に従って、自分のアカウントでのサインインを完了します。

    az login
    
  3. サインインしているユーザーの正しいサブスクリプションにサインインしていることを確認します。 これを行うには、 または -s オプションを使用して、--subscription コマンドを実行して、正しいサブスクリプション ID を指定します。

    az account set -s <subscription-id>