Azure Cloud Shell を使用して、Azure Resource Manager テンプレート (ARM テンプレート) をデプロイできます。 リモートに格納されている ARM テンプレート、または Cloud Shell のローカル ストレージ アカウントに格納されている ARM テンプレートをデプロイできます。
任意のスコープにデプロイできます。 この記事では、リソース グループへのデプロイについて説明します。
必要なアクセス許可
Bicep ファイルまたは ARM テンプレートをデプロイするには、デプロイ対象のリソースに対する書き込みアクセス権が必要であり、さらに、Microsoft.Resources/deployments リソース タイプでのすべての操作に対するアクセス権が必要です。 たとえば、仮想マシンをデプロイするには、Microsoft.Compute/virtualMachines/write
および Microsoft.Resources/deployments/*
アクセス許可が必要です。 What-If 操作のアクセス許可要件も同じです。
ロールとアクセス許可の一覧については、Azure の組み込みロールに関するページを参照してください。
リモート テンプレートのデプロイ
外部テンプレートをデプロイするには、外部デプロイの場合とまったく同じようにテンプレートの URI を指定します。 外部テンプレートは、GitHub リポジトリまたは外部ストレージ アカウントにあります。
Azure portal から Cloud Shell アイコンを選択して、Cloud Shell プロンプトを開きます。
[Bash に切り替える] または [PowerShell に切り替える ] を選択して、Bash と PowerShell を切り替えます。
テンプレートをデプロイするには、次のコマンドを使用します。
az group create --name ExampleGroup --___location "Central US" az deployment group create \ --name ExampleDeployment \ --resource-group ExampleGroup \ --template-uri "https://raw.githubusercontent.com/Azure/azure-quickstart-templates/master/quickstarts/microsoft.storage/storage-account-create/azuredeploy.json" \ --parameters storageAccountType=Standard_GRS
ローカル テンプレートのデプロイ
ローカル テンプレートをデプロイするには、まず、Cloud Shell セッションに接続されているストレージ アカウントにテンプレートをアップロードする必要があります。
Cloud Shell にサインインします。
PowerShell または Bash を選択します。
[ ファイルのアップロード/ダウンロード] を選択し、[ アップロード] を選択します。
アップロードする ARM テンプレートを選択し、[ 開く] を選択します。
テンプレートをデプロイするには、次のコマンドを使用します。
az group create --name ExampleGroup --___location "South Central US" az deployment group create \ --resource-group ExampleGroup \ --template-file azuredeploy.json \ --parameters storageAccountType=Standard_GRS
次のステップ
- デプロイ コマンドの詳細については、「 ARM テンプレートを使用したリソースのデプロイ」と「Azure CLI 」および 「ARM テンプレートと Azure PowerShell を使用したリソースのデプロイ」を参照してください。
- テンプレートをデプロイする前に変更をプレビューするには、 ARM テンプレートのデプロイの what-if 操作に関するページを参照してください。