次の方法で共有


Azure Monitor ワークスペース メトリックのインジェストを監視する

Prometheus メトリックは、Azure Monitor ワークスペースに取り込まれます。 Azure Monitor ワークスペースには、インジェストの既定の制限とクォータがあります。 インジェスト制限に達すると、スロットリングが発生する可能性があります。 スロットリングを回避するために、ワークスペースのインジェスト制限を監視してアラートを発することができます。

Prometheus と Azure Monitor ワークスペースの制限とクォータの詳細については、「 Azure Monitor サービスの制限」を参照してください。

ワークスペース インジェスト メトリックに対するクエリとアラート

Azure Monitor ワークスペースメトリックにクエリを実行してインジェストの制限を監視するには、次の手順を使用します。

  1. Azure portal で、Azure Monitor ワークスペースに移動し、[監視] セクションで [メトリック] を選択します。

  2. [ メトリックの追加] ドロップダウンで、[ ビルダーで追加] を選択します。

  3. スコープとして Azure Monitor ワークスペースを選択します。

  4. メトリック名前空間標準メトリックを選択します。

  5. [ メトリック ] ドロップダウンで、[ アクティブな時系列 % 使用率 ] と [ 受信した 1 分あたりのイベント数] % 使用率 を選択し、100%未満であることを確認します。

    Azure Monitor ワークスペースメトリックのメトリック グラフを示すスクリーンショット。

  6. [ 新しいアラート ルール ] を選択して Azure アラートを作成します。 使用率を監視し、使用率が特定のしきい値を超えたときにアラートを生成するように Azure アラートを設定します。 詳細については、「 Azure リソースのメトリック アラートを作成する」を参照してください。

    Azure Monitor ワークスペースの制限に対するアラートを作成する方法を示すスクリーンショット。

Azure Monitor ワークスペースの [監視] セクションで [アラート] を選択して、Azure portal でアラートを表示します。

インジェストの使用率がしきい値を超えると、アラートが発生します。 サポート チケットを作成して、制限の引き上げを要求します。

サポート チケットを開くには:

  1. Azure portal の左側のウィンドウから [ サポートとトラブルシューティング ] を選択します。
  2. 検索フィールドに 「サービスとサブスクリプションの制限 (クォータ)」 と入力し、[ Go] を選択します。
  3. [ サービスとサブスクリプションの制限 (クォータ)]、[ 次へ] の順に選択し、[ 新しいサポート 要求の作成] を選択します。
  4. お使いのサブスクリプションを選択し、[クォータの種類] として [マネージド Prometheus] を選択します。
  5. 要求された詳細を完了し、要求を送信します。

次のステップ