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こんにちは。
「今 WebMatrix をインストールしようとすると、Web PI 3.0 がインストールされるけど、現行の 2.0 と 3.0 では何が違うの?」という質問を社内の方からいただいたので、簡単ではありますが簡単にまとめてみました。
2010年10月20日時点 |
Web PI 2.0 |
Web PI 3.0 |
安定版 | ○ |
×(ベータ版) |
OSS Web アプリのインストール | ○ |
○ |
Web 環境の構築 |
○ |
○ |
WebMatrix のインストール |
× |
○ |
大きな違いとしては、 Web PI 2.0 と 3.0 の違いは MS版XAMPPの「WebMatrix」がインストールできるか否かだけですが、PHP開発者にとって大きな変更点があります。
Web PI 3.0 では、**PHP ランタイムの複数バージョンを同一マシンでインストールできる**ようになりました。
いまのところ Web PI 3.0 では PHP 5.2.14 と PHP 5.3.3 がインストール可能です。
実際に、下図のように PHP 5.2.14 と PHP 5.3.3 がインストールされました。
PHP 5.2.14 のインストール先は C:\Program Files\PHP\v5.2、PHP 5.3.3 のインストール先は C:\Program Files\PHP\v5.3 になります。
なお、レジストリには一切情報が登録されていないので不要の場合はフォルダを削除するだけでOKです。
PHP 開発者にとって便利になった Web PI 3.0 は下記URLからダウンロードできます。
https://www.microsoft.com/web/webmatrix/dpwnload
(ベータ版のため英語サイトです。ご了承ください。)
これでリクエストが多かった IIS 上のWeb アプリケーションごとに PHP のバージョン切り替える事が可能になります。
PHP のバージョン切り替えの方法ですが、お使いのOSがWindows Vista、Windows 7、Windows Server 2008 以上であれば、「PHP Manager for IIS 7」という無償ツールが提供されていますので、ぜひ下記URLからダウンロードしてください。
https://www.iis.net/community/default.aspx?tabid=34&g=6&i=2007
(英語サイトです。ご了承ください。)
いかがでしたでしょうか? Web PI 3.0 はまだベータ版ですが、PHP 開発者の皆様向けには PHP Manager for IIS 7との併用で導入するメリットは高いと思われますので、ぜひともお試しください。
武田正樹