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今回のシアトル出張で最も「これはいい!」と私個人が思ったのはここで紹介する一品です。System Center Essentials 2007 という名前で要するにWSUS3.0の機能を母体にMOMやSMSの一部機能を取り出して組み合わせた製品になる予定です。
それほど規模が大きくなく、管理者も少数精鋭で頑張っている現場にとってはこれはかなりいいと思います。MOMやSMSも非常に便利な多くの機能を持っていますが、少数精鋭で頑張っている企業にとっては自動化されて便利なのがわかっていても手が出ないことが明らかです。この製品はデフォルトで使うならグループポリシーなどの設定も含め、SQL 2005 Express、Reporting Servicesのインストールも含め、10回に満たないOKボタンのクリックでインストールできてしまうのです。それで監視、パッチ管理、レポートがすぐに使えるようになります。見たデモでは限定されているのでしょうが、ネットワーク機器のヘルスも管理できるようでした。
さらに、このEssentialsではMOM2005で使っている管理パックがそのまま使えるということなのでこれは相当いけてるもん作ったなぁという感触を受けました。あとは気になる価格ですが、そこはまだはっきりしてませんでした。まあはっきりしていても製品マーケよりそこを先に私は書けないのですが。。。
一方でOSの方はSBS、その次の規模に合わせた Codename"Centro" 、これらとSystem Center Essentials 2007 が組み合わさると相当管理が軽減される世界がやってくると信じてます。みんなのために早くそうなって欲しい。
※Codename"Centro"についてはここ
高添もブログに書いていますが、Windows だけではない世界でシステムに携わる人が本当に便利になる、そういう試みをMSも含む各ベンダーが重い腰をあげて頑張るようです。早く日常の監視や設定、パッチ管理にかかる時間をセーブしてもっと付加価値のある仕事にシフトできると本当にいいなぁと心より思います。期待しましょう!