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昨年のTechEdで吉田先生が話していたDPM(Data Protection Manager)。私も話す機会がやってきたようです。早速カテゴリー追加です。 いつ話すかはまた今度。
VistaとかLonghornに集中的に注意力を向けていたここ数ヶ月ですが、マイクロソフト的にもわたし的にもこのエリアは面白いと思う。SAN、NASなんて言うキーワードがかなり一般的になってきて、業務回復(とりあえず暫定策で業務を開始するフェーズのつもり)に投資をする企業は多いと思うし、必要なことなので、メインフレームなんかでもコストをかけて災害対策には力を入れているところも多いでしょう。
昨今ビジネスをやっている上では電子メールがかなり(最も?)重要なインフラになったことを受けて、Exchangeをご利用のお客様ではクラスターが一般的なものの、意外と重要なファイルがあるファイルサーバーはどうだろうか。このポイントが結構私の中ではトレンドになりつつあります。基幹業務に直結ではないにしろ、私の業務を考えるとバックアップがあって、ちゃんと戻ることを意外に疎かにしているような気がする。
運用を専任あるいは忙しい中 兼任している人がいる組織ならいいが通常気軽にたてているあるいは支社・支店にあるファイルサーバーは実は危険な状況じゃないかとふと思う今日この頃。テープのバックアップがきちんと戻るか試験してますか?米国ではかなりの割合の管理者がテープ復旧トラブルを経験しているようです。これはテープの品質が云々ではなく取るべきものの設定が間違っているケースもあれば、操作ミスももちろんある。
じゃあHDDでと考えると意外に高価になってしまうのでなんでもかんでもSANの領域に入れられる訳ではない。廉価版のサーバーではSATAのArrayなんかもあると思うが、そういうケースではディスクの替えをどうしようかという議論はあってもいざなんかあった時に元に戻すルールや手順をどれだけ決めているだろうか、復旧時間も視野に入っているだろうか。そこでMS的にはDPMあるいはR2の新機能というソリューションを用意しているというこんな流れなんだと理解しています。
一方でVista系ではバックアップ機能も一新しているし、イメージング機能も搭載する。Vistaをお手元で試せる方はバックアップなんかも使ってみてください。NTBACKUPと大分様相が違うのがわかると思います。これから業務継続と絡めて、動的なシステムへ向けての取り組みとしてのMSソリューションがすごい熱くなってくると思われます。Virtual Serverの無償ダウンロードなんかもその一環。同僚の高添あたりが大好きなエリアに違いないし、私も大好きかもしれない。