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大手のお客様ではADの導入が相当進んでいる中、ADって実際にどうなんだろうと結構聞かれます。個人的な感想を言うと、「今 面白い」 という状況になっているのかなと思っています。企業の内部統制など今 旬な事柄を実現する上で企業内で「誰が」「いつ」「何を」したのかをトラッキングできる仕組みを考える人が必然的に増えています。その内、「誰が」の部分がまさにアイデンティティ(いわゆるID、IDカードのID)と呼ばれているもので、企業内という意味ではActive Directory がまさに重要な役割を担うことのできるインフラになります。こういう背景もあって、ADは今まさにホット です。
ここまでの話だけだと宣伝文句っぽいのでもう少し書くと、実際にActive Directoryをテーマにしたセミナーの集客数、現場に伺った際にお聞きする関心事やご質問の割合からしても本当にそうなんだと個人的には思っています。もっと言ってしまうと私の部門でやっている Microsoft On という出張セミナーでも Active Directory 概要 というコースは申込が「今」殺到しています。
なんか新しいタイプの電化製品が出て、「うーん もう少しすると普及価格帯になるだろうから待とうかな」という心理を私もよく持つ人です。なので、Windows 2000から始まった Active Directory の今までの歴史を見ていると市場の反応はこれに近いものがあった気がします。それと、よく聞いていた質問(?)愚痴(?)として「マイクロソフトさんの今の製品はAD前提が多いでしょう?」というのがありました。これは価格がまだこなれていない時期のセールスマンの心境に似ているなぁと思っていたりもしたものでした。私の感触ではADはようやく”普及価格帯”の時期が来ていると肌で感じています。
是非 「そういえばADってどんなんだっけ?」と思っていらっしゃる方々には今のADをあらためて見ていただきたいと思います。Wndows Server 2003 R2 のADは性能面でも安定感でも「こりゃ使える!」レベルになっていますよ。 (*^^)v おまけにADFS(フェデレーションサービス)もついていて、企業間AD連携なんかも視野に入れていて拡張性もあるし、MIISという製品を使えば他のID管理しているサービスとの連携もできます。ADの出たてのころに比べると「想えば遠くへ来たもんだ」と本気で感じちゃいます。
今週の金曜(もう明日ですが)、また mstep Live! でこのADの運用管理について話します。いただいたご質問などはまたシェアしたいと思います。
そう言えばタイトルで使っている「☆ミ」の意味を以前聞かれましたが、自分的には「雑感」「閃き」のつもりでつけています。(^-^)