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もうかれこれCOBOLから始めてまだ箱が黒くなかったころのAS/400や先輩たちの残したS/36 やS/38の伝承物であるプログラムをいじっていたころを本当に思い出したすごい一週間でした。この話が通じる人は明らかに同世代だと思います(*^_^*)
私の世代は(実際には大学でより多く勉強した - 要するに単位足らなかったんですが - ので現役より少し歳を食ってから社会人になってますが)COBOLあるいはCを研修で勉強しました。思い起こせば連続帳票にCOBOLのソースを印刷してテープで止めて窓の上の方から下の方までひと目でみれる状況を作ってみないとループやIf文を組んだ全体のロジックが見えない程度だったんですよね。なんか微笑ましい。
IT業界の新人さんは是非「柔軟な思考」を維持して欲しい。
同期と遊んだり、仕事で先輩に怒られたりと本当に色々なことがある時期ではあるものの、数年経つと周りの思考に否応無く順応し、同じような思考で物事を考えるようになってしまうんです。ましてやお客様の要望に対してはそうなるでしょう。
私のそうならないために自分で勝手思っている一例。
漫画を読んでいる社会人をけしからんと言う人を今までよく見てきました。実は私は漫画もアニメも大好きです。しかもITとは似てもつかない情緒的なものをです。電車の中でマナーが悪かったり、他の大事なやるべきことをおざなりにして読んでいたり、単にストーリーを読み流すのであれば私もけしからんと言うかもしれません。では漫画をどう読むのか。これは高校の国語の先生の言葉だったと思うのですが、要するに文章は Read between the lines が一番重要であって表面の文字は流していいというのです。漫画は要するに図解の絵が多めについてるだけです。作者が必ず自分の人生観や経験から何かを以って書いているのです。そういう意識で漫画を読んでいる奴はその中で自分が経験した以上のことを「知る」ことができます。そして、時期と余力(時間と金)ができたらその中で実際に経験して見れば本物になります。つまり、漫画を本を推奨している多くの人が推奨しているように他人の経験の一部を自分の物にするためのものとして活用しているのであれば それもよし ということです。
ではITっぽい例です。
多分多くの先輩たちもこれから書くことと同じことを言うと思います。お客様がAと言ったらAで返すのではなく 1/2だけAで返して、残りの半分は実はA'あるいは全く違うBの方がいいと思います、何故なら。。。これができる人は必ず成功すると思います。Aに対して完全にAで返すということをしないといけない場合もありますが、それは他の事情に左右されているからです。ひょっとするとそちらの事情を探っていくと別の場所でCを提案するとお客様もAと言わなくなり、Bにしてくれと言うかもしれません。もちろんそこに辿り着けずにAで返さざるを得ない局面が当然ありますし、私も言われた通りに何度こなしたか数は知れません。でもやはり思考は柔軟であるべきなんです。お客様は忙しすぎて ある要素を見逃しているかもしれません。あるいはもっと厳しいシチュエーションでは、お客様は本当に信頼できる会社/担当者かを試しているかもしれないのです。
なんか久しぶりに本当にオヤジっぽい文章を書いていますが、世間ではよく「提案型」とか言ったりしていることと同じですね、これ。本当にお客様のことを考えてどうあるべきかを出せる人は、頭で図示できる人は全体像の中で ああなるほどだからお客様はこうして欲しいんだとか、ここちょっとわからないからもうちょっと聞いてみようとか発展型がどんどん生まれます。こうなって欲しいな と思っている訳です、会社のためにではなく、自分のために。
次はテクニカルなこと書こう、、、なんかどんどん歳をとってしまいそうなので (^_^;)