Surface のイメージ展開について

Windows プラットフォーム サポートの奥原です。

企業様等で、Surface を展開するにあたり、作成したマスター イメージを端末に展開したいとのご要望があるかと存じます。

今回は、Surface で作成したマスター イメージを他の Surface 端末に展開する点について、どのような展開がサポート対象かをまとめさせていただきました。

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サポート対象ケース

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シナリオ 1

 Surface Pro (Windows 8) のイメージを作成し、Surface Pro に展開する。

シナリオ 2

 Surface Pro 2 (Windows 8.1) のイメージを作成し、Surface Pro 2 に展開する。

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サポート対象外ケース

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シナリオ 1

 Surface Pro (Windows 8) のイメージを作成し、Surface Pro 2 に展開する。

シナリオ 2

 Surface Pro 2 (Windows 8.1) のイメージを作成し、Surface Pro に展開する。

※作成したイメージの適用は、同一モデル同士である必要がございます。

以下のシナリオでは、OS のアップグレード / ダウングレードに関するシナリオになります。

シナリオ 3 

 Surface Pro (Windows 8) を Windows 8.1 にアップグレード後、イメージを作成し、Surface Pro に展開する。

シナリオ 4

 Surface Pro 2 (Windows 8.1) に Windows 8 のメディアを使用し、ダウングレード後、Surface Pro および、Surface Pro 2 に展開する。

　※Windows 8 のメディアでダウングレードすることがサポート対象外になります。

シナリオ 5

 Surface Pro および、Surface
Pro 2 に Windows 7 をインストールして、展開する。

 ※こちらも OS のダウングレードがサポート対象外になります。

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マスターイメージ作成後の展開方法について

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Surface Pro (1, 2, 3) のイメージ展開を行う際には、ボリューム ライセンス契約の特典である
再イメージング権が必要になりますので、事前にボリューム ライセンス契約を締結する必要があります。

再イメージングに関する詳細につきましては、以下の公開情報をご参照ください。

タイトル: OS プレインストール PC (OEM PC) の再イメージング (コピーによる社内展開) について

URL: https://support.microsoft.com/kb/945472/ja

タイトル: ボリュームライセンスメディアを使用したライセンス取得済みのマイクロソフト製品の再イメージング

URL: https://download.microsoft.com/download/8/C/4/8C448DD4-635F-4984-81AD-CEB3DFF484D9/Reimaging-JP.pdf

ボリューム ライセンス メディアを利用して Surface Pro を再セットアップ後、アプリケーション等のインストールを行い、
マスターの端末を構築した最後に Sysprep を実行します。

この Sysprep 済みの環境を DISM コマンドを使用して、ハード ディスク パーティションのイメージを取得し、
取得したイメージを他の Surface 端末へ適用します。

一般的なイメージ作成手順ならびに Sysprep および DISM コマンドについては、以下の参考情報をご参照ください。

タイトル: Windows ADK による標準イメージの作成手順

URL: https://download.microsoft.com/download/9/7/9/97983C57-B297-4FBE-AA2B-F8736739B5F4/W8_Migration_WP_ADK.docx

タイトル: Sysprep (システム準備) の概要

URL: https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh825209.aspx

タイトル: DISM を使ったハード ディスク パーティションのイメージのキャプチャ

URL: https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh825072.aspx

タイトル: DISM を使ったイメージの適用

URL: https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/hh824910.aspx

以上となります。

簡単なご説明ではございますが、今後の Surface の展開にあたり、ご活用頂ければ幸いです。