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こんにちは、GroupBoard 開発チームです。
今回は 現在ベータ版としてみなさまにお楽しみ(!?)いただける次期Windows SharePoint Servicesの新しいサイトテンプレート、「ブログ」と「Wiki」について取り上げたいと思います。
社内情報ツールとしてのブログの活用
今までは個人の私生活に関する雑記帳のように思われてきたブログですが、ここ最近では社内の情報ツールとしても活用する例が出てまいりました。考えてみれば、今までの社内サイト、特に中規模から大規模な組織にあっては、すべての社員が情報をおいそれと発信できるような状況ではなく、ある一握りのサイト専任の方が情報を受け取って、それを記事としてサイトにあげるといった二度手間な状況が多くありました。このような状況では、知っていることを簡単に公表することも多くの手間になってしまうので、おのずから情報が属人的になり、業務の遂行が遅れる要因ともなります。
現在、数社から社内ブログ用ソフトが販売されておりますが、まずは初めて社内ブログを、とお考えの場合には、Windows SharePoint Service をつかうことで、最小限の投資で、大きな効果を出すことができるようになりますので、ぜひご検討くださいませ。 (余談ですが、弊社でも、自分たちの製品をよく知ろうという運動のもと、全社的に Windows SharePoint ServiesのBlog機能を活用した社内ブログを立てております。)
WSSのブログの機能は通常のブログと同じく、投稿の管理、コメントの管理、カテゴリの管理などができます。書き起こした記事はいったん下書きとして保存され、「承認」というアクションがないとパブリックになりませんので、同じ部署内の数人でひとつのブログサイトを持つような場合も書こうとする記事がかぶらなくてすみます。
作成した ブログサイトのトップ
各種管理へのリンク
投稿をする
投稿は直接発行することもできますが、下書きとして保存しておけば数人での共同ブログの場合もラクに管理できます。
Wikiで情報共有
ブログに近いのですが、時系列や緩やかなカテゴリでの縛りではなく、ページごとに簡単に情報を公開できるものとして Wikiがあります。WSSで Wikiサイトを作成すると、最初は「ホーム」と「この Wiki サイトの使用方法」という Wikiページが作成されます。ユーザーは独自に自分のページを作成し、コンテンツとして追加していくことができます。
新規で Wikiページを作成すると、オンライン上でコンテンツを作成するページが開きます。一般的な書式に関するツールはだいたいそろっていますので、オンライン上でその場でささっとコンテンツを書くような用途にはぴったりです。
編集してしまうと以前の記事が消えてしまう、と思いがちですが、Wikiページは既定でバージョン管理をしていますので、以前の状態と今の状態を「履歴」のページで確認することができます。
WSSはどうしてもそのデザインからなのか、かっちりとつかわないといけないような気分になってしまいがちなのですが、ブログや Wikiなどは逆にかっちりと決めて使わないほうが情報の集積と共有という点でよいようです。
画面のスクリーンショットと説明では幅の関係でなかなかわかりづらい内容になってしまいました。現在WSSのベータ版にてこれらの機能をご確認いただけますので、ご興味ありましたらぜひお試しくださいませ。
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。